パン ド ラディ

たぶん,ここのパン屋さんは「パンドラディ」ではなく「パン ド ラディ」というのではないかと思う.きっとヒンズーかサンスクリットで「パンの名人」とか「パンの神様」とかそういう意味だ,きっとそうだ.僕が家をでると大雨が降ってきて大変だったので店の写真を撮り損ねたので,ロゴだけ.
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 ここはKさんに「おいしいからいけ」と言われていたところだったので行きたかったのだが,なにぶん辺鄙なところ(入り組んだ住宅街というなのダンジョン)にあるので,探しても到達できないことが多かった.というか正確な場所も地図もないのでいけなくて当然.到達っていうか探索だから.そう,これも迷子ではない.きっと,たぶん,そうだといいな.
 店はとても小さく3畳あるかないかくらい.パンの種類も多くはなく10種類あったかどうか.ちっぽけな店に気のよさそうなおっちゃんとおばちゃん.店の中は小麦のいい匂いで充満.おお,いま書いてみて思ったけど,なんていうか,恋に恋するお年頃な夢見る夢子ちゃんとかが「将来の夢はねぇ〜,愛するダーリンとパン屋さんをするの,小さくてもいいの」とかほざきそうな感じだ.だけど,まぁ,その店はそこまでではなく,リアルにアイスとかも売ってて,生活しなきゃ志向なんでも売っていかなきゃ的な香がしててかぐわしかった.
 ふだんならケッとかいって唾棄するのだが,うまいパンなら仕方が無い.パンを買いに行きました.
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分類は「ごはん-中身系」ハードコアに小麦のいい匂いがするパン.特にレーズン胡桃いりのパン(中身が見える方)が皮と中身のバランスがとても良かった.胡桃の歯ざわりとレーズンの甘みもちょうどよく,かなりうまし.若干値段は高め(320円と350円)ですが,値段だけの価値はありました.
 おっちゃん,「傘かしてあげようか?」とか聞いてくれてありがとうです.ちょっと濡れたけど大丈夫でした.