2018年の振り返りと2019年のやっていき
昨年は民放各局とどう付き合っていくか、放送業界の中でどう振る舞っていくか、を頭の中心に据えて技術よりもどちらかというと政治よりに近いポジションで仕事をしていたので、書けないことが多い年だった
昨年取り組んでたこと
放送業界でのプレゼンス確立
- 各局に対して HAROiD という会社のプレゼンスを向上させる
- その初手として日本テレビの中で「Live CM」だけではなくデータの会社であり、それを集計・分析・解釈・提案までの一気通貫したデータカンパニーのポジショニングを取れる振る舞い
- 具体的に言うと、兼務出向して内側で放送業界の現場のドメイン知識を吸収しつつ、放送業界にとっての利益構造を理解し、それに適合したデータからの結果を引っ張り出すことに苦心してきた
- 例えば PR の効果の分析
- 例えばデータ放送の価値の算出
- HAROiD ならではのクロスデバイスでの施策 (xAd )
- INTER BEE では「個人特定情報が可能にしたテレビ・ウェブのクロスデバイスによるログ活用ソリューション HAROiD xAd について」のミニセッションで話たりした
チームマネジメント
- 本格的にデータに向き合うべく、データユニットができ、メンバがアサインされたので、チームの構築と教育
- 苦戦はしたものの、半年でみなデータとの向き合いがどういうことかが見えてきてインサイトの抽出やレポート作成ができるようになってきた
- 今後は「2 up-down」のレポーティングができるようになってくれると嬉しいし、自分自身ももっと鍛えたい
業界の人との人脈づくり
- みなさま良くしてくださり、「ザ・業界人」という感じの方とも飲みに行ったりできた。
- うまく成立しなかったけど LL イベントで「データ放送の BML」セッションでお声がけをした方たちとなんとかコンタクトを維持してくださってる。来年こそ成立させたい
昨年取り組めなかったこと
- 分析における技術的なインプットができなかった
- 野生のデータサイエンティストなので手持ちの武器とドメイン知識の吸収力でなんとか凌いでいるのは自分が一番理解している
- 手持ちの武器を増やすとともに、他分野のデータサイエンティストたちがどのような取り組みをしているかもう少しインプットしたい
- 個人情報保護法・情報セキュリティの勉強
- なんだかんだ中に入ると放送業界の上記の技術面は強いとはいい難く、みな知識や担保を求めているのでこのあたり資格コレクターではないけれど、「実務経験があるだけではなく、ちゃんと保証もありますよ」と伝えることで業界全体をうまく安全安心な方面のリテラシ向上もしていきたい
- AIでなんでも解決マンになるわけではないが、技術検証の意味も込めて視聴データを相手にいろいろ取り組みたかった(が取り組めなかった
今年取り組んでいくこと
- 資格を取って HAROiD が中心となってリードしていく
- DeepLearning でデータをもっと嬲る
- チーム強化
- データ駆動での放送業界のマネタイズのリフトアップ
- データ分析系イベントに参加してインプットを増やし、アウトプットの幅を広げる
やっていき
テレビ、視聴率が下がっているって言われてるけどまだまだ 1兆8千億円の広告費が年で投入されてて、ここ1%改善するだけで莫大な利益が生み出されるます。 視聴ログ・クロスデバイスのログ分析したい人、一攫千金のロマンがあると自分では思ってるので、全力で向き合っていきたい