振戦とパーキンソン病

どうにも恐ろしいニュースがBioTodayからやってきました.以前から友人などは知っているのですが,僕は以前から不意に体がビクビクビクっとなったり,筋肉(特に小胸筋とか上腕二頭筋とか総指伸筋とか,あとコメカミとか)がピクピクピクピクと震えたりしていました.痛かったり吊ったりするわけではなく,面白いので,震えにあわせて「オォオオオォオ」とかあほな声を出したり,「アル中〜」とかほざいて遊んでいました.ですが,これはどうやら「振戦」と呼ばれる症状だそうです.

震えの動きの一種で、筋肉をつかさどる神経に問題があるとき出現する。体全体に起こることも、手の振戦など一部に起こることもある。遺伝的要素やストレスなどが原因と思われるが正確なことはまだ解明されていない。

 まぁ,ストレスが無いこともないけど,取り立てて気にすることも無かろうと,たかをくくっていたのですがBioTodayでは,

6068人を対象にしたおよそ10年間の追跡調査の結果、体のこわばり、振戦、体のバランス異常を訴えている人は将来パーキンソン病を発現するリスクが高いと分かりました。

 ま,マジスカ?パーキンソン病はちと勘弁して欲しいです.
ちなみにパーキンソン病大脳基底核中のドーパミン反応ニューロンの減衰と考えられており,運動学習,知覚・認知スキルの低下が見られる.この疾患の言語的な障害としては

  • 文法処理障害.
  • 文理解障害.
  • 規則適用障害.
  • 不規則動詞よりも規則動詞の形態変化に障害を示す.
  • 単語の記憶などには比較的障害が見られない.

統語研究をしているのに,統語障害になるリスクが高いのかぁ・・・