いくつかの本は読んだり,論文は読んでいるのですが,厳密で最新の生成文法理論については調べが追いついていなかったので,今年の夏に読破すると決めていた本です.ガッツりと,最新の主辞駆動句構造文法(Head-driven Phrase Stracture Grammar, HPSG)について書かれており,「なんとなく」しか理解できていなかった構造記述(Structural Description, SD)を勉強できます.ちなみにまだ上巻の4分の3程度です.統語論だけでなく,含まなければならない意味論や語用論的情報の記述方法まで,マヂでガッツリ!です.