第1回 エンジニアリングマネージャ勉強会を開催し、因数分解でメンタリングをすることを発表してきました

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id:takesako煽られて背中を押されて

connpass.com

開催しました。

エンジニアリングマネージャ

資料内にもありますが、現在僕は2つの組織の改善を推進していて

  • IoTデザインセンタ 開発チーム リーダ
  • 全社 技術戦略委員会 (どこかで別に書きます)

ミクロなチームのマネジメントをしつつ、マクロなエンジニアリングのルールやガイドラインの提供、環境の改善などをおこなっています。

全社でやろうと考えていることのトライアルをチームで試し成功事例として全社に展開したり、チームの課題を汎用的に他のチームのメリットが出るように全社の課題として取り組んだりと、両方を睨むことで、うまく回っていきつつあります。

エンジニアリングマネージャの課題

id:antipop も話していましたし、懇親会でも話題になっていたのですが、エンジニアリングに限らず「再現性が無い(難しい)」があります。その背景として

  • メンティー自身の問題ではなく、メンターとメンティーの組み合わせなので自由度が一つ高い
  • メンティーのメンタルの状況が、人生のフェイズ、取り組んでいるミッション、その日の体調と乱数要素が大きい

というのがあるのかと思います。

取り組んでいること

私自身が「コミュニケーションが下手」というのもあるため、更に難易度が上がっています。 まるっと「メンター」「メンティー」「成長」という組み合わせでやるから「空気嫁」とか「人間力」みたいなモヤモヤすると考え、メンターの (指向・姿勢, 状況) とメンティーの (指向・姿勢, 能力) とその間の (動機づけの方法, アサインする仕事) という形で因数として分解してみることにしました。

  1. 指向・姿勢: キャリア・アンカー改
  2. 動機: 動機づけ要因、衛生要因
  3. 仕事: ロール/事業関与

分解した上でモデル化、実践と進めて行きたいと思います。

speakerdeck.com

全体を通して

私が「具体的な取り組みと分解の話」、 id:antipop が広い知識からの整理とペパボの「いいじゃん、いい感じに、バーンと」、 @kenchan が1 on 1の取り組みなどについて(途中、社内対応してたので、資料公開お待ちしております)、 id:takesako (こちらは ATI の高いピザ対応をしていたため見れなかったので公開をお待ちしております)と多岐に渡っているようで、下記のような共通点が見えて、自分が外れたことをかんがえているわけではない、と安心ができました。

新しい懇親会のスタイル

id:takoratta が司会をしてくださったこともあり、今回の勉強会では懇親会が非常に面白い形が「立ち現れました」。 懇親会で LT をし、飛び入りを募集する予定だったのですが、飛び入りが現れず、代わりに「会場みなへの質問」が投げかけられました。 そこから後は、話せるヒトが皆、代わる代わるにマイクをもち、個別に雑談もなく、会場全体が議論の渦になっていきました。

この背景として、おそらく、

  1. 参加資格を設けたこと
  2. 数回のイテレーションを回し、成否にかかわらず知見があったこと(反省・課題がある
  3. スクラム同様、教科書はあるが、正解がないため、現状が不安なこと(より正解に向かいたい
  4. マネージャという立場上、議論を回すことが好き・能力がある

だったのではないかと思いました。

これは非常にエキサイティングで、そこかしこから良し悪し問わず、知見が披露され、ためになるものでした。

今後、条件を統制することでこの形式を意図的に引き起こせるのであれば検討してみたいと思います。

最後に

id:takoratta id:takesako id:antipop @kenchan @yuku_t @tatsushim ここ数年、いろいろと考え、闇雲にトライしていたものを棚卸しする機会をいただきありがとうございました。

!?

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