引きの強さ

マージャンとかポーカーとか賭け事をする人は聞いたことがあるかもしれませんが「引き」という言葉があります.
 籤や牌,ポーカーの手で「ここぞ」というときに決定的な手を引いて来られるヒトまたはその状況というのを「引きが強い」と言います.

 僕は基本的に賭け事をしないのですが,なぜならこの「引き」というのが圧倒的に弱いからです.先日友人の結婚披露宴に出席してきたのですが,新婦のお色直しでの色当てゲームがありました.出席者は色を予想して,その後,的中者の中から抽選で商品がもらえるというゲームなのです.
 で,このゲームですがこういうゲームだと大概色は当てることができるのです.じゃんけんでいうと決勝戦までいけるのです.いけるのですが決して優勝者にはなれない.最後は必ず逃すのです.僕は.
 僕はギャンブルはしないのですが,なにか,運的なものが関わるときに「今現在の僕の引き」というのを測るためにiPodに入っている「ソリティア」をします.
 で,これがうまくクリアできたときは引きがそこそこだなと.たまに5回やって5回ともクリアできたりして「いまなら窓ガラスが割れても俺には当たらないな」とか浮かれたりするのですが,今日面接の行きと帰りにやったところ,そう,十何回では無く,何十回やってもクリアできないのです.どうも今現在の僕はとんでもなく「引きが弱い」ようです.
 今さっきも再挑戦していたのですが一度もクリアできません.どうやら,今の僕なら鉄骨が倒れれば僕の上に,走行中の車のタイヤがパンクしてハンドルが取られれば僕のほうへ,頭の困ったヒトがナイフを振り回せば僕のわき腹へ,地震が起きれば僕の上にだけビルが倒壊してきそうな気すらしています.
 面接・・・不吉だ・・・