チェック

世の中IT革命だなんだといって,街にはホットスポットとかいうちょっと大人の香りが漂うネットつなぎたい放題の場所とか,漫画喫茶はさっさとネットカフェとかに名前を変更してインターネットサービスを提供しだした.石垣カフェでさえネットカフェを名乗っていたくらいだ.

 そんな風に昔みたいにlinuxで使えるNICを探したり,たとえ「linux Ready」とか書いてあってもサウンドボードとメモリ競合を起こしたりして使えなかったり(当時は今よりも尚分かってなかった)と,そんな時代もあったのだけれど,今はちょっとあるけばどこでもネットにつなげるのだからたいしたもんだ.
 まぁ,そういう世界になったのもOSにたくさんのドライバが入った状態で掘り出されたり,管理者さんといわれるヒトがたくさん現れたからだと思うのですよ.そういうヒトはネットワークがうまく繋がるようにいろいろと苦労をしているわけです.いろんな武器を使って.
 たとえば,netstat.これを使って,マシンが何処のマシンとどこのポートで接続しているかとかを調べたり,ifconfig(windowsではipconfig)を使っていまマシンに何番のIPが割り当てられているのかを調べたりと,こういう武器を使って迫り来るネットトラブルと闘っているわけです.
 そんな武器の中のひとつにpingというコマンドがあります.こいつは,目的とするマシンに向けてノックをする,まぁ,簡単に言えばそういう道具なわけです.たとえば,

$ ping "マシン名とかIP"

とすると,ノックされたマシンがきちんと生きて,動いて,ネットに繋がっているならば「生きてるよ,僕,生きてるよ」と健気に返事をしてくれてこちらも生存確認が出来るわけです.ここまでOK?

 「すごく優しいネットワークコマンド講座」の様相を醸し出してきてるけど本題はここではないのです.先日,ネットワーク管理のような仕事をしている友人から携帯メールがきました.中身が面白かったのでタイトルを見ていなかったのですが,こないだ改めてメールのタイトルを見ると.

To: muddydixon
Subject: ping

となっていました.
 きっと,彼からの「生きてるか?おい,オマエ,生きているのか?」という合図だったのでしょう.ちきしょー!すまん,俺は生きているよ!!生きているんだよ!!!

64 bytes from muddydixon: icmp_seq=0 ttl=250 time=3 days
64 bytes from muddydixon: icmp_seq=1 ttl=250 time=3 days
64 bytes from muddydixon: icmp_seq=2 ttl=250 time=3 days
64 bytes from muddydixon: icmp_seq=3 ttl=250 time=3 days
----muddydixon PING Statistics----
4 packets transmitted, 4 packets received, 0.0% packet loss
round-trip (days) min/ave/max/med = 3/3/3/3

今気づいたのでこう返しておくことにしました.