【妄想】日本の流通にAmazonが入ってきたらどうなるか【夢】
書こう書こうと放置していた妄想です。物流にカスル仕事はしてましたが、不勉強ですので本気で切られても困ります
日本の物流 ヤマト・佐川が amazon からの撤退が決定したのが4月。同月ドラッグストアなどを中心に独自物流を展開していく宣言。予測される未来はこんな感じかなあとぼんやり思ってる
基地としての amazon 倉庫が増える
- amazon の日本の倉庫
- 上記がもう少し増える。地方とかじゃないレベルで、県ごととか、人口ごとに階層的に基地ができる
- この倉庫の最適化も物流網の整備や amazon fresh の利用率に応じて最適化される。なので、最初は関東・関西から
コンビニがバッファとして機能し始める
- 倉庫は所詮、基地であり、もっと消費者に近いところの配送の最前線基地としてコンビニと結びつく
- 日本のコンビニが牙を向いたら、待ってましたとコンビニ建設をする
- もろもろコストを考えると「 amazon にとってよい値段で契約できるコンビニ」と提携できることを望んでるとは思うけど
- コンビニがより本格的に下記の機能を担う/担うような設備を備える
- 宅配ボックスの機能
- 物流配送のエッジ倉庫
コンビニの無人化機能が進む
- コンビニの無人化が進む中で、そもそも多くの品は陳列されている意味すら失う
- 生鮮食品のように品質の均一化が進んでいるとはいえ差が生まれる商品とくらべ、コンビニで買える多くの商品は工場で生産され(それこそみんなだいすきなAIが入って異常は検知される)、パッケージ化されるので「選ぶ」ということ自体が無意味になる
- すでに amazon 依存度の高い諸氏に至ってはコンビニやスーパーで商品を眺めることと amazon を眺めることに大きな買い物体験の差異は生じてないはず
- 生鮮のように「組み合わせて利用する商品」はセレンディピティによる買い物効果が高い
- コンビニが一分機能とはいえ「巨大な自動販売機」になる日はそう遠くないと思う
コンビニがそもそもコンテナになる
- 無人化/自販機化に伴って「店内」「倉庫」という概念がなくなり、商品の補充自体が容易になる
- 結果、コンビニ自体が倉庫の機能を担うコンテナと化す
- 配送基地から最適化された品を詰めたコンテナを運び、トレーラーからコンビニのバックヤードに直接降ろされる
- 空になったコンテナは持ち帰る
- 配送基地としての機能は継続/強化される
- コンビニ商品のコンテナと同時に近隣の amazon 商品配送の中継基地として機能する
- 当然この流通網を効率的に利用して、自宅配送希望の商品は配送する
人類の「クラウド的なストレージ」としてコンビニが利用され始める
- 「誰がいくら買ったか」がクラウド上で管理されているので、顧客は一括で持って帰る必要すらなくなる
- 「毎月10kg買っている米」を「先々週、休日に歩いて行ける近所のコンビニで3kg」だけ引き取って、「今週は駅からの帰路にあるコンビニで5kg」受け取る、といった「オンデマンド」な「クラウド的」な商取引が始まる
- 「一升瓶を持って醤油を買いにいく」ような感じ
物流のクラウド化がサービス化される
- ここまで自社のための物流網および物流に関する仕組みを革新してきたものを、 AWS のようにサービス化してより安価で使いやすいものとして提供する
- uber の荷物配送の新サービスにおける中長距離配送で利用される
ディストピア
- 20枚の年賀状を amazon がでかい箱で持ってくる
- 収入の3割を生活費として amazon に払う
- 彼女の家の近所のコンビニで味噌を買ったら「あなたがいるはずのない地域から買ってますがクラッキングですか?」とメールが飛んできて余計なお世話
- amazon 銀行爆誕
- 電気代等の光熱費を amazon の請求から払う
- 結婚式を amazon で買って支払ったら「買うはずがないけど、クラッキングですか?」とメールが(ry
- 学資保険を amazon で買って支払ったら(ry