図書館員のプロ根性を見た!

上で書いたように現在論文を書いており,それに伴って補足資料として論文がいるわけです.「あ,ここはフォローしておいたほうがいいな」的なね.ですが,僕が必要としているのが1970年とか古い論文が多いので,どうにもみつからないわけです.あっても外国にあったり,他の大学にあったり.困った困った.一本とか外国にすら見つからないとかいわれるし・・・
 で本日午前中に済ますつもりで論文収集を始めたのです.図書館めぐりですよ.必ず迷子になる.もちろん,下調べをしてどこの学科の図書館においてあるかも確認していたのです.

1本目:

ホームページで確認して図書館のあるA号館の事務で図書館はいずこ?と聞くとB号館にあるといわれ,B号館に行って事務でどこ?と聞くとA号館にあるといわれ,ふてくされながらA号館の図書館を自力で見つけ出すと「10月からC号館に移転しました」知るかっ!と切れながらC号館に行くと,はるかかなたの遠隔地キャンパスの図書館にあるといわれ,そこまではいけないのですが友人がいるので電話して取り寄せを頼んだのです.で,友人が図書館に行ってくれたんですが,「最近移転があったので書籍が整理しきれていないからわからないけどきっとC号館にあるはずだ」とのたまわれる始末.半べそになって自分が所属する図書館に懇願しに行ったのです.

2本目:

D号館の図書館に1971年の42号の1923-1939ページの論文がほしいと訪ねると,図書館員のおばちゃんが「一緒に書庫に下りて案内してあげるからついてらっしゃい」といってくれる.上の一件があった後なので感激しながらついていく.しかし図書館書庫には「42号の1300ページくらいまで」すなわち1巻から4巻まではあるのですがその後がない.おばちゃん曰く「この雑誌は52号までは4巻までなのよ」と.確か二前後を見るとその通り.おばちゃんは「きっと引用の間違いだからこの論文を見つけた元の論文を持ってきなさい.おばちゃんなら何処で同間違えたかを見破って,探し出してあげるから」と.半泣きになりながら自分の研究室まで戻り,元の論文を取ってきたのですが,やはり見つからず.
 途方にくれているとおばちゃん曰く「難しいわね.でも,やりがいがあるわ(にやり)」と...