2018年 抱負

前職の(しかも入社したての)頃から「muddyさんはいつ転職するんですか?」と言われ続けていましたが、 2017年の7月1日付けで HAROiD に転職して半年が過ぎました。

HAROiD は3年目に突入したばかりの会社ですが、 TV x Web というのを実現しつつありとてもエキサイティングな環境で働いています。

2017年にやってきたこと

  • プロジェクトごとにプライベートだった Slack Channel をほぼ全て Public 化による社内情報のオープン化
  • 放送局様からの要請 / プロダクトアウトだったためサービスのファクトを各種レポートとして提出
  • InterBEE のためのプレゼン資料づくり
  • 「インフラ/アプリ」「フロント」に分かれていたエンジニアチームをマージ
  • 開発速度を調整しながら必要な箇所の運用の冗長化
  • 経営指針となる情報の提供

あんまり直接的な売上にコミットできてないですね・・・安定性の補強と主体性のある人が自分でキャッチアップして進むための基盤を整備したってところまでです。

あ、あとエンジニアチームのキャリア・アンカーをやって皆の志向性を意識した1on1をやったくらい。

この半年あまりコード自体は書かずに、主に設計とコードのレビュー、キャリアを意識したアサインなど清く正しいエンジニアリングマネージメントとビジネスデベロップメントにリソースを振り向けていた感じです。 今年ももう少し後述するビジネスデベロップメントに注力し、ビジネスを立ち上げてからまたコードをガンガン書いていきたいと思っています。

2018年にやってやりたいこと

データビジネス

HAROiD では、スマホ/PCでログインすることでウェブと紐付けられている視聴履歴データは最高に面白くて、年末の InterBEE で紹介した 「HAROiD x Ad」を今年はきちんと商品化して多くの放送局様・広告主様に利用いただけるように商品品質を高め、実績を積み上げていきます。

もちろん各種のファクトを収集可視化し、サジェストから対策の企画・改善案提案までのトータルでのデータアナリティクス・データに基づくコンサルティングによって自社サービスのグロース・テレビのデータ放送の価値向上はより加速していきます。

ハレのLiVECM からケの視聴体験への進化

ACC に選ばれた「視聴者がウェブからテレビに介入する体験」を提供する LiVECM を「ウェブ→テレビ」から「テレビ↔ウェブ」へより融合したインタラクションに昇華させつつ、より日常の視聴体験の中に馴染ませ、新たな視聴体験を提供していきたいと思っています。

HAROiD では個のクリエイターの力だけではなく、クリエイティブを現実のものに着地させていくテクニカルディレクターの力、それを実現する @toritori0318を筆頭としたエンジニアの力を一つの矢として束ねればそう遠くない未来に実現可能だと考えています。

スマホとテレビ

スマホが台頭し、番組のウェブ配信が始まったことでテレビに費やす視聴時間自体は減っているものの、1億2千万人に視聴率15〜20%の番組、すなわち、その1時間なりの時間で1500万~2500万UUを相手にできるメディアはまだまだ大きな媒体です。 テレビというレガシー(だと思われていて)で参入障壁が高いレッドオーシャンにいつつ TV x Web は実はブルーオーシャンです。

もちろん、レガシーなだけに既得権益との政治的なあれこれはあるかと思っていますが、だからこそ・そこも含めて新しい市場を開拓することは面白いと思えています。

まとめ

下記3つをやってやるぞい!

  • データビジネスの本格的な立ち上げとマネタイズ
  • エンジニアチームのエンパワー
  • テレビとウェブに新たなケの視聴体験の立ち上げ

コードは少し我慢。

おまけ

エンジニアもプランナーもディレクターもほんと能力が高くて、30人ポッキリの会社によくこれだけの人材がいるなぁと思う。 エンジニアチームだけでも、立ち上げ時期だということを理解し、事業を実現するためという大目的に立脚した上で、開発が好きな連中が集まっていて、ディスカッションが常に前向きでとても楽しいです。 あと、酒が好きな人が多いので、個人的には最高の職場です。(転職して明らかにいい意味で酒の量が増え、健康診断があれだった)

HAROiD では仲間を超絶募集しています

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