ネット参拝

ネットで参拝は,いろいろともめてるようです.
いろんな点が絡んでるようなんでとりあえず解体.以下戯言.

  1. メールで実在の神社に参拝してもいいか?
  2. 実在の神社のウェブページに参拝して,ご利益があるか?
  3. お金の無い神主がネット上にバーチャルな神社を開いてよいか?
  4. ネット上のバーチャルな神社に参拝することにご利益はあるか?

って問題になるんじゃないでしょうか.
 1番目はまあ手紙ではよくて電話もよくてメールは駄目ですって言われるとそりゃ困るよなぁとも思うのです.ただ,写経をワープロソフトでやりますってのはどうなんだろうなぁとも思うのです.じゃぁ,どこに違いがあるかというときっとそこには「苦労が伴って崇拝の心があるか」という心の問題になるんじゃないでしょうか.手紙も心を込めて書けばOK,メールも心を込めて送ればOK.だって,信仰はする側の心の問題でしょ.
 2番目は昨年頭に「メッカに携帯で礼拝したヒト」がいるのです.んで,まぁ,きっと言い分としては「礼拝にいった一人が携帯の向こう側の分まで頑張ったからご利益はある」ってことなんでしょうね.ということは,拡大解釈すれば「携帯屋さんやISP,あとウェブページを開くために努力してくれたんだからいい」ってことで..
 「南無阿弥陀仏」だってお経を覚えられない農民のために簡略化されたもんでしょ?親鸞が「これでOK」って言って,農民も覚えられないけれど祈ることはしたいと思って唱えてる.ということは,OKなんじゃないかしら.
 3番目以降はまた後日.