酒と泪と女と男

スラッシュドットで知りました.
Beer Goggle効果」がマンチェスター大学で説明されたそうです.
 ビールゴーグル効果とは(ちょっとこの単語はいろいろと心のささくれた部分をむしっていくので,辛いのですが)端的に言うと「飲めば飲むほど女なら誰でもよくなってくる効果」のことをいいます.いわゆる「酒場で飲んでて朝起きたらエライことになっとるがな」なシチュエーションを引き起こしてしまう原因になるやつです.

 で,まぁ,その数式が以下のようでして
\beta = \frac{An^{2}\times d(S+1)}{\sqrt{L}\times Vo^2}
\betaが別嬪に見える効果,Anが「アルコール消費量の単位(不明)」,Sが「部屋の曇り具合(0から10までで,0は澄み切っていて,10は完全に曇っている)」,Lが「対象の人の明るさ(カンデラ平方メートル,150が室内光)」,Voが「視力(6/6が健常,6/12が運転に必要な視力)」,dが対象までの距離(メートル)」だそうです.
 単純にアルコールの量(どれくらい酒に弱いか)とかが関与してなかったりするところが適当でいい感じです.面白かったのが最後に書かれていた段落.

A poll showed that 68% of people had regretted giving their phone number to someone to whom they later realised they were not attracted.
(世論調査では,68%の人が覚醒状態でぶっちゃけ興味がない人間に電話番号を教えたことを後悔している)

 スラドのコメントでも「夜目遠目傘の内」っていいますしね.この辺の覚醒状態での関数もほしいものです.
 こういうアホ科学は嫌いじゃなくて某所で話題になってた「モエビリティ」なんかの説明も気になるところです.

モエビリティ(萌えビリティ):
 対象の萌え度の指標.特定のヒトを萌えさせる「物体・人物・特徴」自体に依存する1変数関数なのか,「萌えているヒト」と「萌えさせている対象」を引数とした2変数関数なのかは議論が分かれる.
 たとえば「猫耳広末」は「m(猫耳広末)」なのか「m(僕,ネコ耳広末)」なのか.

 深く,深く議論したい点ではあるのです.