三つの金の鍵

チェコ絵本とアニメーションの世界展を父母との食事会後行ってきました.
 ヤンシュヴァンクマイエルやイジートルンカ,クェイブラザーズ以外の多くのアニメーション作家を知ることができ,非常に面白かったのでお勧めです!
 1900年代初頭のチェコの作家のタイポグラフィと絵のあわせ方がとてもポップで美しいと思いました.また,グラデーションの色の重ね方,単色の配置の仕方が今見ても遜色なく素敵だと思わせる作品群たちでした.
 以下印象に残った作家:

  • Cyril Bouda:お化けの本のカットがとてもかわいらしい.
  • Zdenek Seydl:タイポグラフィとイラストの配置.タイポグラフィを使ったキャラクタなど.
  • アドルフ・ホフマイステル(スペルメモ忘れ):顔の書き方が非常に個性的で,手塚治虫とかも影響を受けているんじゃないだろうかと思った.ちょっとだけ写し取ったのですが・・・う〜ん.素敵な描き方だなぁ
  • Karel Svolinsky:「真夏の夜の夢」の今まで見た(漫画的)イラストの中で一番きれいだと思いました.
  • Petr Sis:思わず購入してしまった「三つの金の鍵」の作者.陰鬱な空気,その中でも輝く少年時代に重ねてチェコの美しさを描いた絵本です.街に重ねて十二宮を重ねて描いた絵に感動しました.

三つの金の鍵―魔法のプラハ

三つの金の鍵―魔法のプラハ