博士レース

研究者レース(ITmedia)」や「大学院生レース」なんかがあり,今日も先生から「博士論文のプロット」を要求されたのですが,某所で「マラソンにたとえている」人がいたので.

スタート:学部研究室配属,通常はスタジアムを1,2週して卒業
スタジアム出る:修士入学
5キロ:テーマ決定(体調不良等でいきなりリタイアする人がいる)
10キロ:就職か進学か(この時点で先頭集団にいないとまずい)
20キロ(折り返し点):修士で就職(ハーフマラソン),まだ続ける(フルマラソン:博士課程へ)
30キロ:一番苦しい,リタイヤ多数
35キロ:D論文がまとまってくる
40キロ越え,スタジアムへ:博士終了直前
42.195:これでゴールかと思いきや,また新たなマラソン大会(ぽすどく,あかぽすゲット戦)が始まりますw,悲惨.

個人的には

  • 博士課程は地方レース.
  • 地方レースで驚異的なレコードを残した人は実業団とかから金銭スカウト.
  • そうでない人はバイトしながらファンマラソンとかに参加してプロを目指す.
  • 途中リタイア組(5年で取れなかった人々.僕は限りなくこれ)は,次こそ完走できるようにお金(授業料)をはらってコーチ(教授)について指導してもらう(そのうちコーチも根をあげるかも・・・orz).
  • ハーフマラソン完走者はのちに生涯をかけてファンマラソンにでるんだけど,大発明して,訴訟して,莫大に儲かったりすることも稀にある.
  • 一生をファンレースにささげるというマゾ的なのもありっちゃぁありだが,僕的にはNGの方向で・・・

ちなみに「スラッシュドット」のコメント欄がみな本気で面白い.