心も磨くのです

Kaneboから2月にでてたルナソル(おそらく「月と太陽」の意味)は

ていねいに色を重ねるほどに，顔立ちは研ぎ澄まされ，こころまでが洗われていく．

　僕は男なので化粧はまったくしません．髪型もどれがいいのかさっぱりわからないので，いつも美容師(理容師?)さんを泣かせています．
「今日はどのような髪型になさいますか？」「えっと，どういうのがいいですかねぇ？毎回申し訳ないんですが，どれがいいやら，さっぱりわからないんですよねぇ．(日本人的薄ら笑い)」
という，頭がゆるいというか，ちょっと，白昼夢の世界をうろついてポストに敬礼とかしかねないおじさんの顔で笑うわけです．ごめんなさい，Nさん(美容師/理容師)．
　世の中の皆さんは，いったい「俺は今日はこの髪型をばっちりと決めるためにばっちりと準備して，ばっちりとお気に入りの髪型をした芸能人の写真を四方八方二十方から撮った写真を切り抜いてきたんだもんね」として床屋にいくのでしょうか？んでもって，「今日は，この髪型で，加藤ローサにしてください」とか「キムタクと同じ髪型にしたらモテルだろ，俺カッコいいし！」みたいなバッチリ感でキメキメにしていくのでしょうか？
　とてもじゃないけど，芸も何もない男前・美人芸能人みたいになれる気がしない！直毛剛毛がまっすぐに生える僕の髪では，石川五右衛門が関の山です．いつも，美容師さんががんばってワックスとか塗ってきめてくれるんですが，そんなの興味がなくて覚えられない僕は，お風呂に入れば崩れてしまいます．二度と再現できずに結局は石川五右衛門ヘアーになります．
　なにがいいたいかというと，美容師さんの努力を無駄にしても気にしないこころの汚れを落とすために僕も顔を洗おうかと思っています．スクラブとかじゃ駄目だ．鮫肌だ．