姿勢と漂涼

昼に非常勤の説明会に向かう.目的の駅で下車後,大学までの道々,姿勢の美しい女性をみる.すらりとした体型や深緑の長いスカートのスリットから除く足首も美しかったのだが,なにより胸を張り,背筋をピンと伸ばし歩く姿勢が並々ならず美しかった.昨日今日のものではなく,習慣で身につけたもので自然体である点がことさら,京都の暑い夏にも関わらずすゞやかでよかった.
 北京語で「美しい」というのを「漂涼(ピャオリャン)」と書きます.その女性は,本当に見ているだけで涼が漂っていた.