真夏の水炊き

大学に行って,若干の論文修正のあと,ご都合主義的料理問題解決漫画の極致「美味しんぼ」を読んでいた.こんな書き方をしているが,実家には全巻揃っており,僕の料理知識のおよそ8割がこの漫画だ.家族全員でこの漫画の終了を待っているのだが,一向に終わらない.単行本が出ると家族の誰かがため息をつき「ここまで買ってきたんだから」という至極消極的な理由で購入する.
 と,まぁ,別に美味しんぼに苦情をいいたいわけではなく,漫画に出てきたから水炊きが食べたくなったのです.「水炊きほど鳥の良し悪しが分かる料理はない」というが,具材の少なさを考えても当たり前ですが,僕達,人間はそれでも食べなければやってられないのでスーパーでグラム80円の鶏肉を購入.このクソ暑い(室温31度.僕の部屋には窓が無い)中,なにもクツクツと煮立った鍋を食べなくともと思わないことも無いが,こういうことは多々あるし,諦めると一週間寝起きが悪い.
 大福とか赤飯,フライドチキン,シュークリームとかがそうだ.普段出てきたら「ケッ,イラネーヨ」とか,悪態をついてしまうのに一年に2回くらいどうしても食べたくて仕方が無い時があるのはなんでなんでしょうね?
 まぁ,いいや.とにかく一人鍋で,白菜,豆腐,鶏肉をしこたま食しました.ちなみに炭水化物ラヴな僕は米も2合食べました.
 腹いっぱい.f:id:muddydixon:20050717170212:image